なんちゃって自然農のススメ~木陰と通路~

どうせやるなら心地よく

野菜だけなら、義母がたくさん作っているので同じものは要らないし
The畑! って感じの開拓もしたくなかったんです。

花とハーブの庭づくりをやりたくて
少しくらいは野菜もあれば、食卓にちょこっと何か欲しい時に役立つかな
って思いました。

土地をどのように使おうかなとデザインをイメージして
向きのそろった四角い畑ではなく「庭」と呼べる場所をつくろうと思いました。

雑草の通路

最初に手を付けたのは「通路」でした。

2020年9月

青々と雑草が生えている部分は通路です。
はじめは、土地の全体が牧草地のようになっていましたが
通路にしたい部分の草を刈り取り(抜くのではありません)
畑や花壇にしたい部分に刈った草を集めていきました。

「ハマスゲ」という雑草は
地下茎でどんどん増えて土地一面を覆ってしまう草です。
畑を作ると、畝に真っ先に生えてきます。
しっかり取ってしまわないと、いくらでも出てくる厄介者

でも、このハマスゲの特性を逆手にとっている農家さんがいらっしゃって
通路部分を覆わせて、短く刈り揃えたら
芝生のようになるという情報をGet!
本物の芝生より柔らかくてチクチクしないらしいと聞いて
早速 真似をしてみたのです。

2021年6月

去年はこんな感じにきれいな芝生状になりました。。。が!

我が家にはもっと強力な地下茎雑草のヨモギが君臨なさってまして
冬になると地上部が枯れてしまうハマスゲと違って
ヨモギは冬でも地上に葉っぱがでてくるんです。
暖かくなると、新芽がでてわさわさと繁る。
ハマスゲの前にヨモギが繁ってくるので、
今年はこんなふうにきれいに生えそろいませんでした。

草を刈る作業には
手押しの芝刈り機がおすすめです。
人力ですけど、鎌で刈るより早い(当たり前)
草刈り機でやってもいいけど、思うような感じにならないんですよね
ただ、地面がでこぼこしていたり、小石や小枝があると
うまく刈れなかったり、刃にひっかかって動かなくなったりするという
面倒なこともあります。
それでも、雑草がぐんぐん伸びる夏場には広範囲の作業ができるので便利です。
お値段は6000円くらいから数万円するものまであります。
私は、近くのホームセンターで一番安かった6000円くらいのものを使っています。

木陰をつくろう

山間部の田舎と言っても
この土地は、ちょっとした高台のてっぺん。
日当たり良好な土地。
農作業中に休憩できそうな木陰があまり無い場所です。

そこで、なければ作ってしまえと植えちゃいました。

レモン
シマトネリコ
ユーカリ
ミモザアカシア

ユーカリとミモザアカシアは、ひょろひょろしていたので支柱をしてあげて
今年はだいぶ太く大きくなっています。
シマトネリコも元気いっぱい。
シンボルツリーのように住宅の庭先に植えてあるのをよくみますが
かなり大きくなるらしく、持て余している人もいました。
木陰としての役割だけ果たしてほしいのだけど
大きくなりすぎたら、せっかく日当たりのいい土地なのに・・・ってならないか心配です。

居心地のいい空間づくり

足元にも緑があって、心地よい風が吹く木陰でお茶しながら仕事する
農作業だったり、こういう記事を書く仕事だったり
そういう空間をつくる第一歩が 通路と木陰をデザインすることでした。

木陰のために植えた木々たちのお話もまた書いてみたいですね。

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