なんちゃって自然農のススメ～ミニトマト～

2022年7月4日 2022年7月4日

verde

家庭菜園の定番

はじめての家庭菜園、プランター菜園で大抵の人が挑戦するミニトマト。

私も何度もチャレンジしてきました。
アパートや集合住宅の頃はプランターで。
一軒家になってからは地植えで。

でも、なかなか上手くいかなくて、ぽつんぽつんと１個づつできる感じ。
夫のお弁当に入れるくらいしか使えなかったんですよね。

この家に来てからも、最初は「キッチンから近いところがいいなぁ」って思って植えたけど
上手くいかない。
日当たりが原因だったのか、たいして耕しもしないで(！？)植えたのが悪かったのか…　

はじめて成功したのは、去年植えたアイコトマトでした。

小さな畝

開拓の最初の秋
とりあえず耕してみたんです。
地面が固いのでなかなかうまくいかなくて、小さな畝ができました。

花壇にしようかなと思っていたけど、せっかくなので秋の野菜苗を植えてみました。　
けれど、ほとんどダメでキャベツもスティックセニョールも全くモノにならず。
そこで春に堆肥を混ぜて畝を作り直して、アイコトマトの赤と黄色を植えました。

畝は細い畝だけど、堆肥効果でよく育つ！
秋に植えた苗がダメだったのはあまり栄養の無い土だったからなんでしょうね。
それ以降は、耕した最初は堆肥を混ぜるようにしてます。
できるだけ不耕起でやりたいので毎回打ち直すことはしませんが。

ジャングル

ミニトマトの育て方を見ると『わき芽を摘む』とあります。
なんかもったいない気がして、摘まないまま放置してましたら、
畑がジャングル化してしまいました❗

とりあえずの支柱を立てただけで放置してしまい、
そうこうするうちに『恵みの雨』が降ってどんどんツルのように伸びたことが原因。
『地這いトマト』になりそうだったので、あわててトマト用の支柱を立て、除草しました。

この時には、わき芽も立派になっていたので、
絡まりあっているのを折らないようにほどきながら支柱に固定しました。

今年は早くから支柱を立てましたが
やはり違った形でジャングル化しています

収穫から畑じまい

最初は、１コずつ色付く様子でしたが、結果する房が増えていくと、
お弁当だけでなく食卓にも出せる量になっていきました。
朝夕、見に行って両手いっぱいの収穫。
家庭菜園って楽しい🎵を実感です(笑)

そうやって、収穫を楽しんでいたのですが、8月のお盆入りと同時に降りだした雨。
１０日間降り続いたので、収穫も手入れもできず。。。
雨の合間に見にいくと、なんとも無残な姿・・・

トマトは乾燥には強いらしいんです。夏の暑さにも強い
でも、１０日間の雨には弱かったみたいです。
写真は雨５日目くらいの時です。

長雨が終わり、夏らしい暑さが戻ってきた時には
株の処分をしました。
支柱をはずして、根本から刈る。
畝の中にある小さな根っこは残しておいても大丈夫なので
引っこ抜くようなことはしません。
葉っぱや茎は小さく切って畝に敷きこみます。

まわりの雑草も刈って敷きこんで終了です。

アイコトマトって。

２０年ほど前にサカタのタネさんの開発した品種だそうです。
名前は女の子っぽい名前で。。。と社内で募集して決定。
ちょうど愛子さまがお生まれになったころでもあり、「アイコ」という名前の応募があったんでしょうか…？

ちょっと縦長で果肉が厚く、甘みの強いアイコトマトは人気者ですよね。

強くて育てやすい品種らしいので、私でも成功できたのかも（笑）
こぼれ種でも自生するらしいのですが、うちでは出てきませんでした。
もしかしたら、出てきたのかもしれないけど
気づかないで、雑草と一緒に刈っちゃったのかもしれないです。
挿し木でも簡単に増やせるそうなので
来年はわき芽を取って、挿し木にして増やしてみようかなと思います。

今年のアイコトマトもとっても元気です。